きのくにユーグレナは、和歌山県工業技術センターが発見した、ユーグレナの新規株の粉末です。
タンパク質が多く、アミノ酸スコアが100で、CE-TOFMS 及びLC-TOFMSによるメタボローム解析では301種類の栄養成分を含むことが明らかになりました。
※以下に示す機能は、非臨床試験の結果であり、ヒトでの効果を保証するものではありません。
弊社品はグループ会社で培養から粉末化まで一貫体制で管理し、栄養価を損なわないように、フリーズドライにて粉末にしております。アミノ酸、不飽和脂肪酸が不足しがちなヴィーガンの方向け食品素材としても活用いただけます。
CE-TOFMS 及びLC-TOFMSによるメタボローム解析では、301種類の豊富な栄養成分が含まれていることが判明しました。
GLP-1は食事をとると分泌されるホルモンで、インスリンの分泌に係るほか、胃や中枢神経系に働きかけて満腹感を感じやすくさせる効果を発揮します。
きのくにユーグレナが濃度依存的に細胞からのGLP-1の分泌量を増加させました。 本結果と、既知のヒト経口摂取試験の論文報告から計算すると、ユーグレナ純末372mgを経口摂取することで、ヒトにおいても「GLP-1」の分泌促進効果の可能性があることが推察されました。
健常成人男女11名を対象に、二重盲検クロスオーバー試験を実施しました。 食事開始の30分前に被験物質のいずれか(セルロース(コントロール)、きのくにユーグレナ100㎎、400㎎の3群)を摂取してもらったのち、昼食として自由にたこ焼きを食べてもらいました。 この時のたこ焼きの摂取量を記録しました。また試験前からたこ焼きの摂取直後、ならびにその後の満腹感の推移をVASにて記録してもらいました。 被験者は2群3期に、ウォッシュアウト期間は1週間に設定して試験を実施しました。
その結果、たこ焼きの摂取量は、コントロール群と比較して、きのくにユーグレナの摂取量を増やすことで減少していきました。 また、きのくにユーグレナを摂取することで、満腹感が長く維持することが確認されました。
関節軟骨は骨の端を覆っており、関節が荷重に耐えて滑らかに動くことを可能にしています。
関節軟骨の約80%の水分で、残りをマトリックスとわずかな軟骨細胞で構成しています。軟骨のマトリックスには、組織に力学的な強度を与えるコラーゲンや、水分の保持に重要なプロテオグリカンなどが含まれます。関節軟骨は再生能力に乏しく、損傷すると自然には回復しないと考えられています。
ATDC5細胞(理化学研究所)を24ウェルプレートでコンフルエントになるまで培養した後、きのくにユーグレナ抽出物(100mg/mlで作製し、図に記載の量を添加)、ITS(インスリン-トランスフェリン-亜セレン酸ナトリウム)を添加した培地で5日間培養を行いました。各ウェルのコラーゲン産生量はシリウスレッド染色によって評価しました。また、生細胞数をWST-8試薬によって測定しました。
きのくにユーグレナ抽出物の添加により、軟骨細胞の生細胞数とウェル当たりのコラーゲン量が有意に増加しました。
以上より、きのくにユーグレナには軟骨細胞を活性化し、またコラーゲンの産生を促進する効果が確認されました。
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